初期版の公開から約1年。複雑な形状への対応を広げ、設計意図を編集可能なCADモデルへつなぐブラウザ上のワークフローを改善
2026年10月9日、韓国:WeeklyVentures(代表:Sangmin Lee)は、自然言語による説明から編集可能な3Dモデルを作成するブラウザベースのAI CADサービス「CADlingo 2.0」を、2026年10月1日に公開したと発表しました。今回の更新では、複数部品のモデリングと部品ごとのエクスポートに対応し、ユーザーの設計意図の理解とモデリングのワークフローを改善しました。
CADlingoは約1年前に初期版を公開し、モデリングエンジンとユーザー体験の改善を重ねてきました。バージョン2.0では、従来の自然言語によるモデル生成とパラメータ編集を基盤に、複雑な形状や複数部品からなるモデルへの対応を広げています。
機能を備えた試作品の設計では、外観だけでなく、寸法、内部構造、部品の配置を扱い、生成した形状をCADソフトで修正できることが求められます。CADlingoはパラメトリックモデリングとSTEP形式のエクスポートに重点を置き、AIによるモデル生成をこうした設計作業につなげます。ユーザーは、作りたいもの、用途、必要な寸法や制約を文章で伝えることができ、CADの個々の操作を一から習得する負担を減らせます。

CADlingo 2.0では、複数の部品を含むモデルを生成し、各部品を個別に確認できます。エクスポート用ファイルが用意されている場合には、モデル全体または個別の部品をダウンロードできます。公開例には、ブレード一体型ディスク、シャフトとハウジングを含むベアリングアセンブリ、スライダークランク機構などがあり、さまざまな形状と部品構成を示しています。


改善されたワークフローでは、要件が明確な場合はそのまま生成に進み、重要な設計条件の確認が必要な場合は質問を提示します。生成後は、自然言語で変更を依頼するほか、モデルに用意されたパラメータを直接調整できます。生成、確認、修正、エクスポートはブラウザ上で完結し、ソフトウェアのインストールは不要です。STEPファイルはCADソフトでの設計作業に、STLファイルは3Dプリント用スライサーでの利用につなげられます。

主な対象は、実物の製品を開発するメイカー、エンジニア、商品企画担当者、起業家です。個別の部品から複数部品で構成される製品コンセプトや機構まで、アイデアを試作品にするためのモデリングの負担を減らし、機能や設計要件に集中できる環境を目指しています。
WeeklyVentures代表のSangmin Leeは、次のように述べています。「私たちのミッションは、メイカー、エンジニア、商品企画担当者、起業家が、アイデアをより速く試作品にできるよう、設計プロセスを変革することです。長期的には、人の意図を実際の製品として形にする、誰もが使える開発環境を目指しています。」
CADlingo 2.0は、cadlingo.comでベータ版として提供されています。CADモデルの生成とSTL形式のエクスポートを無料で試すことができます。STEP形式のエクスポートは、対応する有料プランで利用できます。
WeeklyVenturesについて
WeeklyVenturesは、より多くの人が起業に取り組める環境を目指すベンチャービルディング企業です。2025年には、モバイルアプリ「SoulCanvas」に関するすべての知的財産資産を売却しました。同年、弁理士の共同創業者とともに、特許AIワークスペース「Patenty.ai」を別法人として設立し、サービスを公開しました。2026年には、元ASTM会員の専門家とともに、製造企業の規格対応や品質認証の業務プロセスを改善する「StandardFlow」のベータサービスを公開し、米国デラウェア州の法人としてスピンオフしました。
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